日常生活において身体活動を増やしたり、また運動習慣を持つことは、メタボリックシンドローム、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、がんなどの生活習慣病の予防や、高齢に伴うロコモティシンドローム、認知症などの生活機能低下の予防に役立つとされています。 このうち、メタボリックシンドロームを早めに見つけて保健指導を行い、生活習慣病に繋がるのを防ごうと、約10年前から全国的に始まったのが、健康保険組合による特定健康診査です。そこで異常値を指摘されたことをきっかけに、ウオーキングやジョギング、ジム通いを始めた人は多いと思います。このような身体活動は、メタボの予防だけでなく、気分転換やストレス解消にも役立つとされ、メンタルヘルス不調の予防にも有効であることが分かってきています