元気な赤ちゃんが欲しい。どうしたらいいでしょうか?漢方薬でからだづくりを考えていきましょう。 漢方の医書には、女性は、7の倍数。男性は、8の倍数で変化すると、書かれています。 女性、7x4=28。男性、8x4=32。つまり女性28歳、男性32歳が成長のピークになります。女性7x5=35。35歳を過ぎる頃からは、女性ホルモンの分泌量が減り始め子宮、卵巣の機能がおとらえ始めます。東洋医学の考えでは、腎を補うことにより、妊娠しやすい体をつくっていきます。腎とは、腎臓、そのものをさすのではなくて生殖機能と最も深いかかわりのあるものなのです。人間の老化とは、腎が衰えることなのです。補腎(腎を補う)することにより、体を元気にして女性ホルモンの分泌も良くなり、妊娠しやすい体をつくっていきます。
妊娠しやすい体づくりをこころがけましょう
① ストレスを減らす ストレスはホルモンバランスを乱す原因です。女性の体はホルモンの働きにより 28日周期で、生理がきて、妊娠するための準備を繰り返しています。 ストレスや悩みがあると、生理の周期が乱れたり、生理が止まったりすることもあります。男性不妊もストレスが原因している事があります。ストレスにより、大量に発生した活性酸素が、精子を傷つけたり精子数を減少させたりする事が、わかっています。 ② 睡眠は、十分にとりましょう 夜更かしは、しないようにしましょう。規則正しい生活を心がけましょう。夜は、 10時か11時頃には、床につけるといいですね。寝ている間にホルモンが出て体を復します。 ③ 体を温め、下半身は冷やさないようにこころがけましょう。 鳥が卵を産むと、卵がかえるまで巣の中で温め続けます。人間も同じです。下半身をできるだけ冷やさないようにしましょう。冷えのある人は、体を温める漢方薬をおすすめします。 ④ バランスの良い食事をこころがけましょう 朝・昼・夜3食きちんと食べていますか?体を冷やす食事は、できるだけ控えましょう。生野菜やビール、氷の入った水、アイスクリームなど、とりすぎないようにしましょう。